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新刊のご案内 河合ブックレット39『国家神道と戦前・戦後の日本人-「無宗教」になる前と後』

国家神道と戦前・戦後の日本人新刊のご案内

河合ブックレット39『国家神道と戦前・戦後の日本人-「無宗教」になる前と後』を発行しました。

この本は、2013年7月に河合塾新宿校でおこなわれたエンリッチ講座の記録に講演者の島薗進氏が加筆したものです。

 

本書の内容

国家神道のいま
神社のパワースポット化と国家主義
日本は無宗教の国か
国家神道の象徴としての「教育勅語」
国家神道を内面化する杜会
世俗主義の先ヘポスト・セキュラリズム
政教分離-揺れる境界線
昭和天皇の死があらわにしたもの
GHQの「神道指令」とは何だったか
「神道指令」の限界
神社神道・皇室神道・国体思想-国家神道の三要素
国体の源泉としての皇室神道
祭祀王としての天皇-アメリカの認識
天皇崇敬-神社本庁の役割
「伝統」とは近代に創り出されたものである

質疑応答
「あなたの宗教は何ですか」
公共空問に宗教が果たす役割
明治維新の前にはなかった国家神道
実存的問題を解く鍵としての宗教
宗教と政治が絡むことの危険性


解説
国家の信仰から個人の宗教へ 菅孝行