シンポジウム・講演会
河合文化教育研究所では様々なシンポジウムや講演会を行ってきました。 毎年12月、大学の精神医学の研究者、哲学者、精神科医をシンポジストやコメンテーターに迎えて開催する河合臨床哲学シンポジウムは2018年に18回を数えます。 また中国をはじめとした東アジアなどの研究者や大学と共催しての国際シンポジウムも北京、京都、名古屋でほぼ毎年実施されてきました。 駐日フランス大使館やドイツ文化センターの後援、共催を得て、海外の研究者と協力して、歴史、思想、医学、教育、文学、若者などについて様々な分野でのシンポジウムも行ってきました。 文教研の研究会企画のシンポジウムや、文学講座、数学講座、「現代をどう見るか」を統一テーマにそれぞれの専門の立場から語る金曜講座なども催してきました。 現在も各地区で講演会やイベントなどを数多く開催しています。河合臨床哲学シンポジウム
木村敏主任研究員の提唱で始まり、精神医学者と哲学者が一つのテーマについて討論するという国内で初のシンポジウムです。2000年から毎年開催されています。その記録は単行本として出版しています。
東アジア国際学術シンポジウム
東アジア国際学術シンポジウムは、谷川道雄主任研究員主導のもとに開かれてきました。なかでも北京大学歴史学部との日中共同学術討論会は「アジアの歴史と近代」を統一テーマにして毎年実施し、その記録は出版しています。
生物学シンポジウム
河合文化教育研究所に理系シンポジウムを新設したいとの考えから、長野敬主任研究員を主宰とし、初めての生物学シンポジウムを開催しました。
日仏国際シンポジウム
河合文化教育研究所の前身・河合文化教育懇談会主催で、1984年8月「日本の心・フランスの心」が開催されました。続いて同年11月には「青年の現在〈パリ─名古屋〉」が河合文化教育研究所の設立記念行事として催されました。
日独国際シンポジウム
ドイツと日本の戦後を比較して問い直す、西洋と東洋の思想を考察してみるなどの趣旨で、ドイツの文学者や精神医学者、哲学者、社会学者やジャーナリストと日本側が対話するシンポジウムが多く開催されました。
河合国際シンポジウム
牧野剛特別研究員の提唱による「日・中・韓の大学入試統一試験を社会的・文化的に比較分析する」という世間の注目を集めたシンポジウムをはじめ、河合塾の講師の提案でシンポジウム、イベントが行われました。
主任研究員特別講演会
1994年、木村敏、谷川道雄、中川久定の方々を文教研の主任研究員に迎えたのを機に、倉田令二朗主任研究員も加わり、主任研究員特別講演会「既存の学問方法と枠組みを越えて」が開催されました。
各地区の講演会
受験勉強に取り組む生活は単調になりがちです。ややもすれば視野も狭まるのを、講演会・イベント・コンサート・映画上映などに触れることで社会に関心を持ち学問の奥深さに気付き、さらに受験に向かう姿勢に弾みがつくことを願い、各地区で講演会などを行っています。
その他のシンポジウム・セミナー
河合文化教育研究所のカブリ・ジオメトル研究会主催の国際シンポジウム、北京大学サマーセミナー、数学探訪講座、文学講座、など。