特別講座・拡大研究会ほか
特別講座・拡大研究会
ロベール・ボワイエ講演会
フォーディズム・ボルボイズム・トヨティズム──日本的経営の国際比較
市場原理万能の新古典派経済学を否定し、マルクス主義経済学を批判的に継承した第三の経済理論として評価の高いレギュラシオン理論(労使など制度内の利害対立の調整を目指す)を、フランスの代表的な経済学者であり、同理論の第一人者でもあるボワイエ氏が紹介。
日時:1991年7月2日
会場:河合塾千種校
講演者:ロベール・ボワイエ(フランス国立科学研究所、数理経済
計画予測研究センター教授)
シンポジウム
苦悩の道── 法治体制を目指す現代中国
市民社会的法体制の成立と充実という現代中国の緊急課題は、巨大な潜在能力を持つ中国がこれからどのような国になるかの、まさに中国一国のみならずアジアの21世紀を占う試金石となる問題である。本シンポジウムではまず人治主義を廃し法治国家への道を悪戦苦闘しながら拓こうとしている中国の当事者による基調報告がなされ、それを受けて、市民が法の主体となる市民社会の実現の肯定的意味と、いわゆる市民社会=産業社会が現在直面する地球環境問題など否定的側面に触れ、あるべき中国、世界の未来について語られた。
日時:1999年11月27日
会場:河合塾名駅校
基調報告者:
郭 道暉(中国法学会副会長、『中国法学』前編集長、法哲学研究センター理事長)
パネリスト:
今井弘道( 北海道大学法哲学教授)
鈴木 賢( 北海道大学中国法教授)