日中共同学術討論会 アジアの歴史と現代(第4回~第6回)
日中共同学術討論会 アジアの歴史と現代(第4回~第6回)
第4回
■ PROGRAM
主催:河合文化教育研究所 北京大学歴史学系
日時:2005 年8 月27 日 会場:京大会館
〔研究発表及び討論〕
Ⅰ 陳 蘇鎮(北京大学教授)「漢初の東方政策略述」
谷川道雄(河合文化教育研究所主任研究員・京都大学名誉教授)「中国史における世界性と固有性─六朝時代を実例として─」
張 帆(北京大学助教授・歴史学系副主任)「金、元における散官の地位の下降とその原因」
Ⅱ 八箇亮仁(河合文化教育研究所研究員)「近世時代区分論の射程と差別問題」
王 天有(北京大学教授)「概説・新編『明史』」
吉尾 寛(河合文化教育研究所研究員・高知大学教授)「『経世済民』型財政官僚の数量的思考と中国近世─明末の戸部尚書・畢自厳の著作にもとづく一試論─」
Ⅲ 王 新生(北京大学教授)「戦後初期東アジアにおける権威主義政治」
大塚克彦(河合文化教育研究所研究員)「世界史をどのように捉えるか─近代世界システムについて─」
〔総括討論〕 王 天有・谷川道雄
第5回
■ PROGRAM
主催:河合文化教育研究所 北京大学歴史学系
日時:2006 年8 月26 日 会場:京大会館
〔研究発表及び討論〕
Ⅰ 蒋 非非(北京大学助教授)「漢の文帝劉恒の出身」
杉井一臣(河合文化教育研究所研究員)「唐代進士及第者の仲間意識」
王 小甫(北京大学教授)「拝火教と突厥の盛衰」
Ⅱ 小林賢治(河合文化教育研究所研究員)「城下町から近代都市への転化─名古屋の場合─」
宋 成有(北京大学教授)「朱子学と近世中日韓三国の政治文化」
金 瑛二(河合文化教育研究所研究員)「日本の歴史教科書における朝鮮史の記述─扶桑社版を中心として─」
Ⅲ 徐 勇(北京大学教授)「日中『軍閥』現象およびその解釈の比較研究」
山田伸吾(河合文化教育研究所研究員)「現代日本における中国観─現代日本人の中の『中国』イメージについて─」
〔総括討論〕 宋 成有・谷川道雄(河合文化教育研究所主任研究員・京都大学名誉教授)
第6回
主催:河合文化教育研究所 北京大学歴史学系 石河子大学
日時:2008 年3 月17 日・18 日 会場:石河子大学 師範学院
■ PROGRAM
3月17日〔研究発表及び討論〕
Ⅰ 宋 暁梅(石河子大学教授)「営盤遺跡を読み解く」
河上 洋(河合文化教育研究所研究員)「渤海国の中の西方人」
鄭 亮(石河子大学副教授)「漢唐時代、中国からの西向求法が西域文化に与えた影響」
Ⅱ 郭 院林(石河子大学副教授)「唐詩における西域情趣とその文化的含蓄」
王 小甫(北京大学教授)「草原地帯の突厥石人から見た東西文化交流」
李 志生(北京大学副教授)「唐代の女性の肌脱ぎの服装─壁画を中心とした考察─」
王 宗磊(石河子大学副教授)「考古遺跡から見た瑪納欺川流域における自然環境と早期人類活動の関係」
3月18日〔研究発表及び討論〕
Ⅰ 吉尾 寛(河合文化教育研究所研究員)「隆慶和議に関する近年の日本の分析視点」
彭 小瑜(北京大学教授)「絹の道(シルクロード)と中国文化の閉鎖性─胡適のデューイ称賛を手がかりとして─」
山田伸吾(河合文化教育研究所研究員)「イメージとしての『シルクロード』─NHK『シルクロード』特集を素材として─」
張 安福(石河子大学副教授)「唐代シルクロード(絹の道)の農民の生活世界」
Ⅱ 徐 凱(北京大学教授)「1997 ~ 2007年、明清期『西域』研究の注目点の論評」
金 瑛二(河合文化教育研究所研究員)「西域と朝鮮─『朝鮮人使節』は実際にサマルカンドを訪れたのか─」
蒋 非非(北京大学副教授)「東北アジアにおけるシルクロード」
井上徳子(河合文化教育研究所研究員)「日本の高校生が学ぶ中央アジア史─大学入試問題を例に─」