HOME  >  新着情報一覧  >  研究室から  >  研究室から

研究室から

廣松渉研究室から

 

研究室から


廣松渉氏は1994年4月河合文化教育研究所の主任研究員に就任しましたが、その直後逝去されました。

文教研では氏をお迎えするために用意していた「廣松渉研究室」をそのまま保存し、研究室の一角には、『廣松渉著作集』をはじめとする著作やその著作集制作の作業資料などが保管されています。

今年(2017年)3月まで遺稿や残された膨大なメモ等も保管されていましたが、その遺稿等は3月に東大柏図書館に移送され、今後はそこで整理保管されることになりました。

移送にあたり、河合文化教育研究所から出版されている『廣松渉 マルクスと哲学を語る-単行本未収録講演集』(2010年)の編者である小林昌人さん(マルクス研究家)に資料の整理をお願いしました。資料整理は丸一年にもおよびました。

小林さんがこの整理作業の途中の昨年夏ごろに感じたことなどをお書きになったので、了解を得て掲載します。

研究室から