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◆11月2日(木) 調布現役館  女流棋士の光と影


エンリッチ講座2017



女流棋士の光と影


講演:香川愛生(女流棋士 調布現役館出身)
司会:二本柳啓文(英語科講師)
日時:11月2日(木) 18:00~19:30
場所:調布現役館 3A教室



講演者:プロフィール

香川愛生
幼少期から将棋の才能を開花させ、2005 年と2006 年の女流アマ名人戦で2 連覇を達成。

アマチュア時代の活躍をきっかけにプロを志し、2008 年に弱冠15 歳で女流棋士としてプロデビューを果たす。

高校3年時に河合塾調布現役館へ通い、2012 年に第一志望の立命館大学へ進学。

将棋と学業の両立をさせながら、2013 年、初めてのタイトル挑戦で
初戴冠、第35期女流王将。翌年も防衛し連覇。

2017 年に立命館大学文学部言語コミュニケーション専攻卒業。

女流棋士トップクラスの実力を持ちながらも、将棋普及のためにテレビやイベントなど
にも精力的に出演している。

愛称は「番長」。



 司会 二本柳啓文(英語科講師)

彼女は高3の一学期の途中に「授業見学」という形で突然現れた。
最後部の座席で、ハイスピードの授業ペースに黙々とついてきた。

将棋の世界では既に秀でた存在であった分、(しないという選択肢もあり得た)

大学受験に立ち向かうには、色々な葛藤があり、決断も必要としたのだろう
が、それらを経た分、河合塾での表情は常に穏やかで発言も極めて謙虚ではあったが、そこには意志の強さも感じられた。


察するに、彼女は自らが幼い時から持っていたのであろう「輝き」を封印し、受験勉強というある種ルーティンワークに徹したのである。

第一志望合格は半ば必然の結果だった。
現在は、大学も卒業し、本業以外でも様々な媒体で活躍中とのこと。

当日は、今の彼女が発する「輝き」に触れ、目標に立ち向かう「勇気」や「元気」を分けてもらい、
さらには目標達成に向けての「棋譜」も公開してもらいたいものだ。


今から再会が楽しみでならない。

 

 

 

詳しくはこちらをご覧ください →2017zyokishi.pdf