HOME  >  出版  >  河合ブックレット  >  河合ブックレット 15・14・13・12・11

河合ブックレット 15・14・13・12・11

言葉・文化・無意識河合ブックレット15
言葉・文化・無意識
丸山圭三郎
定価 本体680円+税

 

ソシュールの原典の徹底的読みと検証を通して実体論的言語学を根底から覆した著者が、言葉が主体を離れて自己増殖をとげる深層意識に光をあて、〈文化〉発生の磁場を探る。
解説/山本 啓

 

 

 

 

  
 

映画からの解放河合ブックレット14
映画からの解放
──小津安二郎「麦秋」を見る
蓮實重彦
定価 本体750円+税

 

映画の文法に亀裂と破綻を呼びこんでいった「小津映画」という事件を通して、共同体が容認する物語=イメージの抑圧からいかなる解放が可能かをスリリングに解き明かす。
解説/石原 開

 

 

 

 


ミミズと河童のよみがえり河合ブックレット13
ミミズと河童のよみがえり
──柳川堀割から水を考える
広松 伝
定価 本体750円+税

 

渇水、水道汚染、地盤沈下──現代の深刻な水危機の中、行政と住民一体の堀割再生という柳川の奇跡的な実践を通して、いまこそ水とつき合い水を生かすことの重要さを訴える。
解説/坂本紘二

 

 

 

 

 

幻の王朝から現代都市へ河合ブックレット12
幻の王朝から現代都市へ
──ハイ・イメージの横断
吉本隆明
定価 本体500円+税

 

著者近年のテーマであるハイイメージ論を駆使して古代史の謎を洗い直すとともに、自然史的発展を越えて進む現代都市の構造をも鋭く解析した、画期的にして壮大なイメージ論。
解説/鈴木 亙

 

 

 

 

 

人と人のあいだの病理河合ブックレット11
人と人とのあいだの病理
木村 敏
定価 本体750円+税

 

分裂病、対人恐怖症等〈自己〉の保全に関わる危機の原因を自己と他者との“あいだ” に探るという独自の方法を通して、西洋近代の実体的自己に換わる全く新しい自己像を打ち出す。
解説/八木暉雄