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土地を奪われゆく農民たち──中国農村における官民の闘い

 

土地を奪われゆく農民たち

土地を奪われゆく農民たち──中国農村における官民の闘い
王 国林 著
谷川道雄 監訳
中田和宏・田村俊郎 訳
発行 河合文化教育研究所
発売 (株)河合出版
2010年2月刊行
A5版 4800円+税

 


目次

序言/韓 俊
まえがき/王 国林
日本語版への序文/王 国林
『失地農民調査』に寄せて──現代宙農民の命運/谷川道雄
第一章 民主運動の相呼応する竜令鎮の村々
第二章 城関鎮で暴露された腐敗の数々
第三章 城関鎮における土地収用の常套手段
第四章 青湖鎮における上訪・上訴の協同態勢
第五章 その他の郷村における権益獲得闘争の紆余曲折
訳者あとがき/谷川道雄
調査日時一覧表

 

著書の内容

農民を犠牲にして超大国へと脱皮した中国は、「共産党」と「市場経済」の結合が底なしの腐敗を生み出し、農民から土地と生きる糧を不法に奪っている。この現実に抗して立ち上がろうとする農民たち一人一人から聞き取った貴重な記録をもとに中国の農村問題の核心を明かす。