日韓文化交流研究会〈 主宰：新井勝憲 〉

日韓文化交流研究会〈 主宰：新井勝憲 〉

　ソウルオリンピックの余波の残る1990年前後から、日韓のあいだで、「普通のひとびと」の往来が活発になってきた。そのような状況のなかで、日韓の民間交流をさらにすすめていく立場から、当研究会を発足させた。今後は東アジアにおける〈人〉と〈モノ〉との行き交いが生み出す〈未来〉をも見据えながら、活動を展開してゆく。会活動は次の3点を柱としている。
　1） 塾生向け文化講演会の実施、運営
　　　日本と韓国・朝鮮にかかわる諸テーマをめぐり、塾生向けの文化講演会を企画し、運営している。
　2） 講師間での研究会の開催
　　　上記と同様のテーマで、外部講師を招いて研究会を開催している。
　3） 日韓近代関係史の調査研究
　　　日韓の「へだたった歴史認識」を性急に一致させようとするのではなく、まずは、双方が史料を提示し議論できる「共通の場」をつくることが重要であると考える。そのような「場」を構想して、調査研究に取り組んでいる。