初等教育研究会〈 主宰:熊﨑智子〉
初等教育研究会
〈 主宰:熊﨑智子〉
主に小学高学年を対象に、企業等に所属するその道のエキスパートや大学の研究者を招いて講演会を開催している。実践的な活動で、キャリア教育にアプローチしていきたいと考えている。
講演内容は、世間ではあまり知られていないが子どもたちが興味をもちそうなものを選ぶようにしている。意外な事にハッとしたり、おおっ!と感じる気持ちを引き出したいからだ。また、何でもありの質疑応答の時間も必ず設けている。専門職の方々にはその分野だけではない人生の知恵があり、打てば響くような答えが返ってくる。講演者もまた、子どもたちからの突飛な質問やアイデアを楽しんでいく。大人と子どもが、心を共有する場にもなっていると感じている。
参加者への呼びかけは、塾生だけに限定をしていない。内容に興味を持てば家族や友だち、地域の知り合い……小さな子どもから年配の方も誰でも入場を許可している。皆で知識を共有できるこうした形も、キャリア教育のひとつではないかと考えるからである。