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大学基礎準備教育研究会〈 主宰:大竹真一 〉

大学基礎準備教育研究会〈 主宰:大竹真一 〉

 後期中等教育の大衆化と大学教育の拡大、後期中等教育カリキュラムの希薄化、教育投資によりつくられる学生、大学の経営問題など、大学を取り巻くいずれの問題を見てもその多くは、大学生の学力問題の要因となっている。一方、こうした状況に対応する方法論はいまだ確立していない。
 大学基礎準備教育グループは、河合文化教育研究所をその研究の場として、大学教育における基礎教育準備教育の方法論の確立をめざし、調査、分析、検討を進めている。基礎教育準備教育の具体的な現場に則して、方法、カリキュラム教材の研究検証、大学の最小限必要な基礎教育準備教育とは何かという調査分析、留学生のための基礎教育(教育制度の違いを補う為の教育)に関する情報収集、市場動向調査、モデルプランの構築、高大連携に関わる情報収集、などのテーマを研究してきた。さらに、高校と大学の接続に関連し、大学入学試験、受験教育にまで研究対象を拡めつつある。そして、その研究成果は、学会発表、出版物などを通して公表している。