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関野吉晴『グレートジャーニー ユーラシア大陸は平らだった- ベーリング海峡から人類発祥の地のアフリカまで』

グレートジャーニー
人類400万年の旅 THE GREAT JOURNEY
関野吉晴

グレートジャーニー 
ユーラシア大陸は平らだったベーリング海峡から人類発祥の地のアフリカまで』


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 グレートジャーニーでは「旅は人力のみ」というルールを作った

 
 グレートジャーニーは奇跡の旅だった

  イスラムの人たちの優しさ

4 「足るを知る」アファール人


5 
人間は進化はしていても進歩はしていない

6 自然に優しいとはー3つに集約

 
7 トナカイ橇で旅をしたかった


8 「優しさ」さえあれば、どうにでもなる


 9  当たり前のことがいかに大切か


10 「海のような人」


11 チベット。欲望、祈り、巡礼


12 中国のチベット以上にチベットの文化を残しているネパールの北ドルポ


13 大人に媚びない。良く働く子どもたち 


14 死の決め方とチベット医学


15 グレートジャーニー完結。タンザニア ラエトリ遺跡



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 グレートジャーニー
とは

人類が400万年前にアフリカに生まれて、シベリア、アラスカを通り、南米パタゴニアに至った旅路を、イギリス生まれの考古学者ブライアン・M・フェイガンが「グレート・ジャーニー」と名付けた。
この重要な旅は、コロンブスの航海を遙かに凌ぎ、人類がこれまで体験したなかでも最大級の冒険にランクされるという。
また、フランスの有名な考古学者のボルドーは、人類の次なる「グレート・ジャーニー」は何かと問われ、「人類が他の惑星系に行く時だろう」と言っている。

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☆☆☆
関野吉晴さんはその「グレートジャーニー」を逆にたどる旅をしました。
1993年12月5日、南米最南端パタゴニア・ナバリーノ島からビーグル水道をカヤックで漕ぎ出したのを出発点として、アメリカf大陸を北上、ベーリング海峡を渡り、ユーラシア大陸を横断して、人類誕生の地であるアフリカ・タンザニアのラエトリに2002年2月10日に到着しました。
足かけ10年の旅となりました。




 関野さんには河合塾で何度も講演をしていただき、南北アメリカ大陸縦断の旅は河合ブックレット31『2001年地球の旅-「進歩」はヒトに何をもたらしたのか』として発行しました。

  しかし、ベーリング海峡をわたりユーラシア大陸からアフリカ到着までの講演記録はこれまでまとめられていませんでした。そこで今回から何回かに分けて掲載いたします。
 関野さんは「アメリカ大陸縦断は凸凹の連続だったけど、ユーラシア大陸は平らだった」と言いました。この「ユーラシア大陸は平らだった」という感想こそ関野吉晴さんしか言えない実感でしょう。

◎Photo by:sekino     

 

 

 

◇情報
関野さんの、日本列島にやってきた人々の足跡をたどる「新グレートジャーニー」を始めとして、その最終章である「海のグレートジャーニー」(2012/10)の講演は、河合塾ホームページで動画配信しています。
http://www.kawai-juku.ac.jp/movie/

 

◎関野吉晴公式サイトもご覧ください。
http://www.sekino.info/