HOME  >  河合文教研  >  研究会  >  カブリ・ジオメトリ研究会〈主宰:福島一洋〉

カブリ・ジオメトリ研究会〈主宰:福島一洋〉

カブリ・ジオメトリ研究会〈主宰:福島一洋〉


 コンピュータの発達にともない、数学そのものが変化するとともに、数学教育の方法論が大きく変化しようとしています。数学教育に利用されるツールとしてのソフトウェアは大きく分けると、数式処理ソフトとダイナミック・ジオメトリの二つです。後者の代表と言えるのが、フランスの数学者ジョンマリー・ラボルド氏らの制作したカブリ・ジオメトリです。このソフトはマウスの簡単な操作だけで数学的図形(論理的構造をもった図形)を作成でき、しかも、その図形を動かすことができます。
 カブリ研究会(カブリ・ジオメトリ研究会)では、カブリ・ジオメトリを使って高校や大学の授業で役に立つ「動く図形」の制作研究をしています。各自が研究・作成したカブリ・ジオメトリのファイルと研究内容を発表し、意見交換をしています。また、その成果を世界の学会「カブリ・ワールド」やアジアの学会「ATCM(アジアの数学におけるテクノロジー会議)」で発表しています。近い将来にウェブでの数学教育のページを開きたいと思います。