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世界史研究会〈 主宰:金 貞義 〉

世界史研究会〈 主宰:金 貞義 〉

 研究会の発足以来、世界史研究会は、高等学校の現場で使用されている世界史教科書の分析、大学入試問題分析などを通じて、現在の歴史研究のあり方、また今後の歴史教育のあり方を広く探究してきました。こうしたなか、2013年度(平成25年度)から実施される高等学校の新学習指導要領が発表され、この新学習指導要領に基づいて、10年ぶりに新しい世界史教科書の作成が始まりました。世界史研究会としては、2012年度中には各教科書会社の見本が出そろうと思われるので、本年度より「歴史学の進展と新教科書」というテーマに基づいて新教科書の分析を始めるつもりです。なお、この機会に現場の高等学校の教員の方々もお招きして研究会を進めていきたいと考えています。
 最後に、世界史研究会に所属していた中国史研究会は、「東アジアの歴史と現代」という名称のもとで、新たな研究会となり活動しています。両研究会には、所属会員の多くが重複しており、今後とも手を携えて「北京大学との学術討論会」などに参加していきたいと思います。