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差別問題研究会〈 主宰:菅 孝行 〉

差別問題研究会

〈 主宰:菅 孝行 〉


 世界のどの地域でも人種・民族・宗教・ジェンダー・セクシュアリティ・階級・障害の有無による差別、前近代において存在した身分制の上下を再編成した差別などの複合によって、現代社会の人間関係が非対称となり、自由が抑圧され、尊厳が冒されている。
 この多層的・複合的な抑圧的関係を、多くの要因の集積の所産として、様々な視座と方法で考察し解明することを目的する。参加者は、相互の意見の交換と、認識の深化のための討議を行う。研究会は毎月1回程度実施する。塾内講師と、有志の知己である専門の研究者などを構成員とし、その都度メンバーの誰かが報告者となって会を進行することを原則としている。ただし主題によって報告者を外部から招くことがある。また河合塾はじめメンバーの関係する学校の学生、卒業生などの参加を認めている。