HOME  >  主任研究員・特別研究員  >  野家 啓一

野家 啓一


野家 啓一 (のえ けいいち)

。。。。。。。。。。。。。。。

プロフィール
著書 
河合文化教育研究所との関わり
。。。。。。。。。。。。。。。。





◎書評
 分解の哲学.pdf
  
日本経済新聞  分解の哲学 藤原辰史


◎好書好日

 平成ベスト本.pdf  朝日新聞 
蘇った私小説の毒に戦慄 車谷長吉『壺の匙
山本義隆『磁力と重力』
鷲田清一『「聴く」ことの力 臨床哲学試論』
木村敏『偶然性の精神病理』
田川健三訳著『新訳聖書訳と註』


◎読書日和
 世界の共同主観的存在構造.pdf
  河北新報 
「道選ぶ勇気くれた一冊」『世界の共同主観的存在構造』廣松渉 



◇◆ プロフィール ◆◇

野家 啓一  (1949ー  )

文教研 主任研究員
東北大学理学部物理学科卒。
東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎理論博士課程中退。
専攻・科学史・科学哲学、言語哲学、物語り論など
東北大学名誉教授。

日本哲学学会元会長(2003~2007)。1994年第20回山崎賞受賞。



◆1949年2月仙台生まれ。仙台第一高等学校卒。

1967年東北大学理学部物理学科に入学。
◇中学生時代に読んだガモフの『1,2,3・・・無限大』の影響で、
物理学をやれば宇宙のすべての謎が解けるものと期待して物理学を志望するも、
実験物理学主体の物理学科の状況に失望。

1971年東北大学理学部物理学科卒業。同年東北大学文学部哲学科研究生。
◇哲学者の滝浦静雄に現象学(特にフッサール『デカルト的省察』)の手ほどきを受ける。
物理学に飽きたらず、武谷三男や広重徹、ポパーの著作を読んで
科学史・科学哲学への方向転換を考える。

1972年、東京大学に創設されたばかりの「科学史・科学基礎論」の大学院に進む。
◇東大では哲学者の大森荘蔵、廣松渉(1994年4月~5月河合文化教育研究所主任研究員)に師事。
大森荘蔵からは分析哲学、特にヴィトゲンシュタイン(『青色本』)について学ぶ。
この哲学の初心者の時期に受けた滝浦静雄、大森荘蔵の手ほどきから、
その後フッサールの現象学とウィトゲンシュタインの後期哲学との方法的対話(「分析的現象学」)
を試みていくことになる。

1976年、東京大学大学院科学史・科学基礎理論博士課程中退。
南山大学の助手(一年後南山大学専任講師)。
1980年プリンストン大学客員研究員(哲学者のリチャード・ローティに師事)を経て、
1981年東北大学文学部助教授、1991年教授。
その後、東北大学評議員、東北大学図書館長、東北大学副学長などを兼務する。
2013年東北大学退官。(最終記念講義は「無題(untitled)」。
2013年-2019年3月、東北大学総長特命教授。
東北大学名誉教授。
日本哲学学会元会長(2003~2007)。1994年第20回山崎賞受賞。

 

 

◇◆ 著書 ◆◇

(単著のみ)
『言語行為の現象学』(勁草書房)
『無根拠からの出発』(勁草書房)
『科学の解釈学』(講談社学術文庫)
『物語の哲学――柳田國男と歴史の発見』(岩波現代文庫)
『パラダイムとは何か――クーンの科学史革命』(講談社学術文庫)
『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)
『歴史を哲学する』(岩波現代文庫)
『はざまの哲学』(青土社)
 他多数。


◇◆ 河合文化教育研究所との関わり ◆◇

木村敏氏(精神医学・河合文化教育研究所所長、主任研究員)、
故廣松渉氏(哲学・主任研究員)から信頼厚く、
その関係で河合文化教育研究所主催のシンポジウムや出版物などに
20年以上にわたって深く関わっている。


〇河合文化教育研究所助成で作られた『廣松渉著作集』全16巻(岩波書店)の編集委員として、
1994年から東京の河合文化教育研究所で行なわれた月1回の編集委員会に出席。

〇木村敏氏主宰国際シンポジウム「医学的人間学――西欧的主体と東洋的主体『生命論』」(1996年)
の東京シンポ「生と死」に司会者として参加。

〇木村敏『からだ・こころ・生命』(河合ブックレット)に、
解説「生と死のアクチュアリティ」を執筆。

〇木村敏氏主宰の「河合臨床哲学シンポジウム」シリーズに参加(以下)。
 第2回(2001年)「臨床哲学の可能性」シンポジスト
 第4回(2004年)「越境する身体」コメンテーター
 第8回(2008年)「空間――開けとひずみ」司会者
 第9回(2009年)「時のはざま――クロノスとカイロス」司会者
 第10回(2010年)「自己――語りとしじま」シンポジスト
 第11回(2011年)「他者の諸相、他性の諸相」コメンテーター
 第12回(2012年)「臨床哲学とは何か」コメンテーター
 第13回(2013年)「臨床哲学とは何かⅡ」シンポジスト
 第14回(2014年)「生命――ビオスとゾーエー」司会者
 第15回(2015年)「生きられる死」コメンテーター
 第16回(2016年)「人称――その成立とゆらぎ」司会兼コメンテーター
 第17回(2017年)「非人称・前人称・無人称」シンポジスト
 第18回(2018年)「あいだと間」総合司会
 (この河合臨床哲学シンポジウムでは、
  木村敏氏を軸にして2008年より準備委員会をもっているが、
  野家氏はその4人の準備委員の一人である。)

〇河合文化教育研究所発行単行本「臨床哲学の諸相」シリーズにおいて、
 木村敏氏とともに以下の書籍の共同監修者を務める。
 

『自己と他者』(2013年)
(「木村敏氏との対談「自己と他者」、論文「物語る自己/物語られる自己」、「あとがき」収録」

『臨床哲学とは何か』(2015年)
(木村敏氏との対談「臨床哲学とは何か」、論文「臨床と哲学の間・再考」、「あとがき」収録)

『生命と死のあいだ』(2017年)
(木村敏氏他との座談会「生と死のあいだで」、「あとがき」収録)

『人称をめぐって』(2019年)
(座談会「人称をめぐって」、論文「非人称の迷路の中で」、「あとがき」収録)